ここからしばらく「アリョーシャ」の性格分析が続きます。
羅列してみます。
1 人々を愛し、終生、人間をすっかり信じきって暮らしているように見えた
2 しかし、彼をお人よしと見なしたり、単純な人間と見なす人はいなかった
3 終生、彼は人を裁いたり、批判したりしないと感じさせる何かがあった
4 自分がつらくても、すべてを赦しているようだった
彼はこういった性格だったので、若いころから「だれひとり彼をおどろかすことも、怯えさせることもできぬほどの域にまで達し」ていました。
誰もがこうでありたいと思うほどの人格者で、誰からも好かれるタイプですね。
ここまでは抽象的な性格描写ですが、この後からそれらの具体例が述べられ、それを知ると彼のすばらしい人間性がより深くわかります。
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