「アリョーシャ」は2年で県立中学を中退しました。
そして突然、父のところに行くと、世話になっている「エフィム・ペトローウィチ・ポレノフ」の親戚らしい二人の婦人たちに告げました。
ここでは、父のところに行く理由はまだ書かれていません。
婦人たちは、彼のことが好きでしたので、父のもとへ行かせたたくはなかったのですが、仕方なかったのでしょう。
彼は旅費の工面のために、ポレノフ夫人たちが外国旅行に行く前に与えてくれた時計を質に入れようとしたらしいのですが、婦人たちは許さず、彼に旅費を与え、他にも新しい服や肌着など気前よく買い与えました。
しかし、彼はどうしても三等で行きたいからと言い張って、旅費の半額を婦人たちに返しました。
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